TOEFL・GMAT対策、MBA・LLM・大学院留学のアゴス・ジャパン横山 匡のブログ|思いを動かし、やりきり、結果を受け入れ、次につなげる

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2011/12/21

思いを動かし、やりきり、結果を受け入れ、次につなげる

UCLA一年生時代に隣の寮に住んでいた日本人言語学者が教授を勤める宮城の女子大に毎年呼んでもらっている。授業の一つとして、80分と短い時間だが、毎年、主に1-2年生を対象に「大学時代に根付かせておきたい意識と行動」について、自分のUCLA時代に出会った人々や言葉、そしてその後の留学指導でこだわっていることなどを話す機会をもらっている。

今年は少し時期が遅れたが、12月になってまたそんな機会をもらった。講演前夜に仙台に入り、被災した人々の話を直接聞く機会もあったが、それについて書き始めるととめどなくなるので、ここでは割愛するが、まずは今できることを自分も、そして話を聞いてくれた人達も、前向きに、一歩一歩やっていくことの大切さを再確認するようなセッションになった。

そんな中、講演から数日後こんなメールをもらった。私宛のメールで公開すべきではないと思いながらも、本人に「私だけにとどめておくのはもったいないから」と公開の可否を打診。快諾してもらったので、私が話してきた「思う」「動く」「やりきる」「結果を(良くても悪くても)受け入れる」「そして次ぎにつなげ周りに広める」をやってくれている一生徒からのメッセージをご紹介する。

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写真に入りきれない右のほうも満席。来年も呼んでもらえそう。再会が楽しみです。

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初めまして、先週、横山さんの講演会に出席し、お話をきかせて頂きました英文学科2年生の池田梨奈と申します。

横山さんの言葉にたくさん考えさせられました。
そして今の努力は無駄ではない、と自信をくれました。

私は小さい頃から英語が好きでした。ですが高校生になり、努力を怠りました。
成績はいつも最下位であったのに、なにも焦りもありませんでした。
今、高校生の時なにを一生懸命やったのか考えても、なにも浮かびません。
そのくらい私は怠惰な生活を送っていました。

高校3年生の後半に大学へ行くことを決め、やっぱり英語が好きだから!っという理由で、英文学科に入学しました。今年の夏にアメリカのカレッジに進学した友人の所に、2週間滞在しました。


そこで私も英語をしゃべれるようになりたい、私も留学したい、このままじゃいけない!!って思ったんです。

留学することは小学生からの夢でした。ずっと願ってた夢だったのに、高校生のとき諦めてしまいました。英語が得意な生徒が集まる高校へ入学したため、あの頃の私は自信をすべて失ってたんだと思います。私なんかなにもできない、なにもできるはずない、と思っていました。努力もしていないのにそんなことを思っていた自分が、とても恥ずかしいです。

大学の留学制度を利用し、来年の夏から留学したいと思いました。11月のTOEFLを申し込み、アメリカから帰ってきてからは毎日勉強しました。絶対に留学したい、このまま大学生活を終わらせたくない、という気持ちで友達とも遊ばず毎日学校に残って勉強していました。

結果は3点足りず、来夏からの長期留学は不可能となりました。

ここまで必死になって勉強したのが恥ずかしいことながら初めてでした。ですからこれからどうしていいか分からなくなってしまったんです。自信をすべて失いそうにもなりました。

今週ずっと考えてました。そこで横山さんの言葉を思い出しました。

行動の5段階の中で、私は「やりきる」まで成し遂げました。後悔はないくらい勉強もしたと思っています。「成果を出す」というのでは、いい結果ではありませんでしたが、自分の結果を認めました。
私はあと3点分の努力が足りなかったんです。ですが思って、やめてないので三流ではありません!そう、思えたんです。

もっともっともっと勉強しようと思いました。留学も諦めていません。いまは仙台の英会話スクールでTOEFLの勉強をしています。

長々と私事について書いてしまって申し訳ありません。
横山さんの講演会に、是非ともまた参加させて頂きたいです。

本当にどうもありがとうございました。

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以下私からの返事からの抜粋です。↓
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池田さん

思いのこもったメッセージをありがとう。

私が語ったことが少しでも何かの行動や意識に繋がったのであれば嬉しい限りです。しかし、池田さんのものの捕らえ方には感心させられました。

私が語ることは「理解」できても、ちゃんと自分の心まで落とせる人はその何割かだけですから、今回の池田さんのメッセージを見て、きっと池田さんはこれからどんどん自分を成長させていけるんだろうな、と感じます。

私も、中学の2年の途中まで日本にいる間、英語はクラスでびりでした。成績は10段階で1、必要性も感じなく、興味もありませんでした。きっと「何のために?」という学ぶ目的が無かったのでしょうね。イタリアからアメリカに移り英語は選択肢ではなく必須となり、勉強のためではなく生活の一部になると結構自然と前向きに取り組めるようになりました。「クラスメートと理解しあう」「毎日の生活を楽しくする」という明確な目的が見えたときに、勉強と言うより生きるすべとして英語に向かい合いました。それは、日本の受験のように「英語について学ぶ」でもなく「英語を学ぶ」ためでもありませんでした。「英語で学ぶ。英語で生きる」ために「やらない選択肢が無い」状態で取り組んだのが私のきっかけです。

池田さんは「留学をしたい」と言う明確な目的があり、それは、目指し続ければ「絶対実現します」。

高校時代に自慢できることが何も浮かばない、と書かれていましたが、今度会う機会があればきっとその中から私は、池田さんの高校時代の意義、意味を見出せると思います。生きていれば何か得ているはずですから、気付くきっかけがあれば、自己理解が深まると思います。

今年の夏にアメリカに行ってきたんですね。見てくると言うのはとても大切ですね。「ここに来るために頑張ろう」とイメージできるようになるので、TOEFLの点数が目的ではなく、そこに行くための手段となって明確に目的が見えてくるようになると思います。

> 留学することは小学生からの夢でした。
> ずっと願ってた夢だったのに、高校生のとき諦めてしまいました。
> 英語が得意な生徒が集まる高校へ入学したため、あの頃の私は自信をすべて失ってたんだと思います。
> 私なんかなにもできない、なにもできるはずない、と思っていました。
> 努力もしていないのにそんなことを思っていた自分が、とても恥ずかしいです。

夢を持ち、それを否定した自分を今認めて見つめられる、と言うのは中々出来そうでできないことです。「今までを受け止める」ことでしか進歩、成長は無いですから池田さんにはその第一歩が備わったと言うことですね。とても大切な姿勢だと思います。これからが楽しみです。

> 結果は3点足りず、来夏からの長期留学は不可能となりました。

ぎりぎりで届かなかったのは残念ですが、全く歯が立たないよりも余計に悔しいですよね。
「もう少し早く気付けば、はじめておけば」と、いろいろ考えたと思います。でも、それを受け入れて
次ぎにつなげようとしている姿勢は立派です。と、親御さんにも「ほめられた」と伝えてください。

>
> ここまで必死になって勉強したのが恥ずかしいことながら初めてでした。
> ですからこれからどうしていいか分からなくなってしまったんです。
> 自信をすべて失いそうにもなりました。

私も、UCLAのバスケのマネージャーで燃え尽きて最後のシーズンが終ったあとボーっとしていた頃があります。それだけ集中していたと言うことですね。だから、一時的に喪失感は感じるのがむしろ自然です。でも、燃える心を備えた人間には、また燃えられる能力が備わっています。私も「留学指導」という新たな燃えられる場を得ました。

>
> 今週ずっと考えてました。そこで横山さんの言葉を思い出しました。
>
> 行動の5段階の中で、私は 「やりきる」まで成し遂げました。
> 後悔はないくらい勉強もしたと思っています。 「成果を出す」というのでは、
> いい結果ではありませんでしたが、自分の結果を認めました。私はあと3点分の
> 努力が足りなかったんです。ですが思って、やめてないので三流ではありません!
>そう、思えたんです。

やりきって2流。結果を受け止めて1流半ですね。ちょっと成果が足りなかったところで、今、池田さんは1.5流弱くらいかな、と思えますが、これだけ自分の意識に気付いて、前向きに捕らえられている池田さんは1.5流にくりあげですね(笑)。留学クリアしたら1流。次世代に体験談をつないで応援できるようになったら、こと「留学を目指した自分」としては超一流ですね。是非そこまでいけるように目指し続けてください。

最後に、私宛にもらったメールですから私でとどめておくべきものですが、こんな風に物事を捕らえられる池田さんの思いを多くの「私に出来るんだろうか?」と思っている人達に共有したいと思ったのですが、私のブログで紹介していいですか?もちろん、あくまで個人のメッセージでとどめておきたければ理解しますので言ってください。これだけ正直に自分を見つめて、言葉に出来るのは、すばらしいし素敵だと感じたので、私だけでとどめるのがちょっと惜しいと感じました。

きっと来年も行きますので、おそくとも3年生のうちにはまた会えると思いますが、その前に機会が有ればいいですね。

では、また、話す機会が有ればと楽しみにしています。

メッセージ、あらためてですが、時間かけて思いをまとめて、伝えてくれてありがとう。池田さんのように捕らえてくれた参加者がいて、行ってよかったです。

横山

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