2009/01/30
「オバマ大統領就任式レポート」の紹介
現在東海岸の大学院で学んでいる元受講生から、先日のオバマ大統領就任式の「生の報告」をいただきました。Nさん、ありがとうございました!
一昨日、オバマ大統領就任式を見るためワシントンDCまで行ってきた!せっかくなので少しレポートします。
ニューヘイブンを前日夜10時に出て、300マイル(約500キロ)余りを3人で交替して夜通し走り、当日朝4時過ぎにDCに到着。既に混雑している地下鉄に乗ってナショナルモールに着いたのが朝5時半。人ごみをかきわけ、なんとか大画面テレビの見える地点まで行けたのが朝6時。その後、満員電車並みのおしくらまんじゅうの中、ひたすら立ってオバマの登場を待つ。人のおしあいへしあいで、あらゆるところで怒号が飛び交い、完全に無政府状態。。。そのなか必死に我慢。
朝は息をするのもつらいほど混んでいて、寒さをあまり感じなかったのだが、8時くらいから徐々にリタイア者が出始め、混み方が緩和すると体を動かす余裕がでてくる。そこで少しストレッチをしながら立って待つ。ただ、人が減ると今度は寒さが増す。厚い上着を着ていったのだが、首筋から入り込む冷気はどうしようもなく、また、足の指先が痺れて感覚がなくなる。このころが最も厳しい頃。
一応、8時過ぎからテレビで前日の式典の映像を流していたので、それを見ながら寒さをごまかす。
11時くらいからやっと就任式に出席する人々(大統領など)が国会議事堂に入り始め、そして12時前にオバマが登場。でもなかなか宣誓が始まらず、ヨーヨーマのチェロの余興とかがやっている。ヨーヨーマの登場は普段なら喜ぶところだが、もはや「この野郎、早く終われ!」という感じ。とにかく早く終わって暖かいところで座りたい、という感じが皆に充満。12時過ぎにオバマのイナギュラルアドレスが始まったが、その頃には体力的に限界が来ていて、皆かなり辛そう。それでも、自分もアメリカの国旗を振り、一生懸命演説を聞く。隣にいた黒人の参加者が目に涙を浮かべて喜んでおり、とても印象的であった。
演説が終わると皆雲の子を散らすように皆が即その場を去っていく。演説のあとに国家斉唱とかあったが、そんなの無視という感じ。気温が零下10度近くになるなか、トイレにも行けず6時間半も外に立ちつくすのは苦行以外の何物でもなく、途中から目的が何なのか分からなくなる。演説に感動するとかしないとかいうレベルではなく、とにかく長時間我慢したということに満足感を得ていた気がする。
演説が終わった後は、とにかく暖かいところへということで皆が近くのお店に殺到し、スタバがあっという間に避難所状態。トイレが1時間待ちになり、コーヒーを買うのも長蛇の列でいつになるか分からないという感じ。室内のあらゆるところに人が入り、座り込んだため、交通が阻害され、いったん建物に入ると出るにも出られない状態になり、また怒号が飛ぶ。地下鉄もめちゃくちゃ混んでい
て、駅に入るのに長蛇の列を並ばなければならなく、また寒空の下で我慢。結局、駐車場に着いたのが4時半過ぎでそこからまた300マイル車を運転してニューヘイブンに帰ってきた。ちょうど通勤時間帯だったので、渋滞にもつかまり、結局こっちについたのが夜1時。とにかくめちゃくちゃ疲れた一日だった。
結局、生オバマは見られなかったのだが、それでもモールに入れて大画面テレビを見ることができ、就任式の雰囲気を皆と共有できたのは良かった。ただ、実際に行ってみると、寒さで死にそう。。。とてもアツい感動的な就任式かと思いきや、参加者の個人レベルではなかなか厳しいものだった。
その場にいないと感じられない現実ですね。ご紹介ありがとうございました!
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