2007/09/27
出願準備のキーワード
9月から11月上旬までさまざまな学校の説明会が開かれます。個々の出願準備のアドバイスはこのブログでやり始めるときりが無いので、これから1月の頭までの出願対策のピークを迎えるに当たっていくつかのアドバイスをしてみたいと思います。
出願準備はプロジェクトですから、まずは計画作りが鍵になります。ですから「今はこれをやっていればいい」という「集中でき、不安を解消できる」予定を組んでください。テスト対策、推薦状の依頼、エッセー作成、などなどいろいろあると思いますが、知人と夕食を予定するときにスケジュール表に書くのと同じように、「何月何日何時から何時までX大学のエッセー課題の構想練り」というように「自分に対してアポイントを取る」作業をしてみると整理しやすいと思います。スプレッドシートで項目別に出願準備計画を作った人もいます。私たちの日本人カウンセラーとセッションをした方々はフォーマットに沿って計画を立てた人も多いと思いますが、まずは自分がいつ何をすれば良いのかの整理です。
続いてセルフアセスメント、ですね。入学審査官が常に言う
“Just be yourself”
を把握して整理するのは思った以上に難しい作業です。キーポイントは “Don't force yourself to fit a particular school”です。これも多くの説明会で言われることです。学校にある一定の求める人物像が有ると思い込み、それに合ったら合格しやすい、と自分を曲げても効果は薄いどころかマイナスに働くことが多いので、「自分らしさとは」、の追及が大切です。
そして、「相手のことを知る」です。これに関してはいつまででも語れてしまいますが、学校のこだわっているキーワードは奥が深いので真剣に掘り下げてみることです。以前にもいくつか紹介した(9月1日や9月13日など)各プログラムのキーワードと学校の運営のされ方の関係には、なるほどという関連性があります。よく見て、よく調べて一人ひとりが感じるその学校の与えてくれるもの、そして自分が加わって貢献できるものを感じてください。先日アゴスでcasualかつinsightfulなセッションをしてくれたWhartonのディレクターが紹介した、パンフレットの最初にも紹介されている言葉は
“Aspire” “Learn More, Do More, Be More”
です。出願者一人ひとりにとってその意味は違うでしょう。入学審査官が必ず言うことのひとつに
“There is no right answer”があります。出願者一人ひとりの “Your Answer”があるのです。
学校とのフィットという意味では、キャンパス訪問や卒業生と会って話すことが何よりも貴重です。情報面もそうですが将来卒業生となった時にどういう人たちと同じコミュニティーに属するのかも感じておくと良いでしょう。
先日「入学審査官が日本に来ないので卒業生で説明会やるので協力してください」と申し出があったミシガン大学のMBAプログラムの説明会に行ってきました。20名以上の卒業生が会場に集まり、彼ら・彼女らが自発的に開催したこのセッションで「校風」を感じた方々も多いのではないかと思います。
今日はこれから Harvard Business Schoolの説明会を見に行ってこようと思います。情報収集はもちろん、元受講生が卒業生として参加しているでしょうから、それも楽しみです。それにも増して、会場で声を掛け合う今年の出願希望者との会話が大切だな、と感じています。人によっては今は苦しい時期でしょうし、テスト対策や出願準備はスムーズに行くほうが少ないのです。説明会会場でたった5分の立ち話でも「ややネガティブに入りがちなこの時期に応援メッセージの一つでもかけられれば…」なんて思うのです。
出願準備は高校野球ではありません。一回負けたら終わりではないのです。出願希望者は野球で言えばペナントレースを戦っているのです。どのチームも50回は勝つのです。そして50回は負けるのです。残りの40試合前後で優勝から最下位までの差が出るのです。だから勝ちを確認し、負けを受け入れながらも次に進むしかないのです。気持ちを安定させて戦い続けるためにもスケジューリングの薦めをもう一度伝えさせてもらい、今週のメッセージにします。
最後まであきらめずにやりきってください。
いろいろな説明会やイベントに顔を出していますので、何か伝えられることがあれば声掛けてください。
●Michigan MBA Reception Tokyo 2007
卒業生によるミシガンMBAプログラムの説明会にて。キーノートスピーチをする Eddie Bauer Japan社長の有賀さん。プライベートではミュージシャンなんですよ。今度カラオケ大会やろう、ともくろんでいます。右上は2002年卒業のOBの司会進行で2004年卒業生4名によるパネルディスカッション。出願時に関った元受講氏も数多く、楽しくも懐かしかったです。右下のフォーショットは前が有賀さん、後ろは私を挟んで左がミシガンMBA日本同窓会の会長株式会社富士ロジテックの鈴木会長、右は2007年卒業の水野さん、というよりもこの説明会に対してのアゴスの支援を持ち込んできた(笑)、出願準備の段階から関っていた、弊社7月入社の水野、です。
●Wharton Session & Reception Tokyo 2007

左上は9月25日にアゴスで私との「掛け合いセッション」で笑いの中にも真剣かつ多くの激励のメッセージをくれたWharton SchoolのMBAプログラム入学審査ディレクターのThomas Caleel氏。来日するたびにいろんな意見交換をしています。日本人出願者の合格率は他の国と比べると高いんだと。右上はその翌日26日のWharton主催のオフィシャルイベントで出願希望者の質問に熱心に対応するCaleelディレクター。下は弊社社長の本多と。“Learn More, Do More, Be More”ならぬ、“ Eat More, Pay More, Weigh More” を習慣にしないように2人とも気をつけないと、、、です。
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