2007/07/07
出張報告の予定
今日は土曜日。。。
2007年度入学の当校受講生の出願結果に基づくセミナーを担当します。やはり、これから留学を目指そうとしている人たちの目つきはいいですね。
ブログが6月に始まった関係で多少時間が前後しますが、これから留学を目指す人たちの参考になりそうな、3月と5月の出張からのハイライトを来週あたりから徐々に始めます。今日は先日行ってきたばかりの出張に関する報告です。
今回の出張では、 Commission on English Language Program Accrediation (CEA) からの招待でワークショップに参加してきました。ワークショップは、現在CEAが行っているアメリカ国内の集中英語プログラムの認可基準を、アメリカ国外に広げるに当たって、世界で共通して適用される集中英語プログラムの認可基準に文言を修正・改定するための4日間の集中審議で、英語教育のスタンダードをアメリカ国外でも推進してゆこうという趣旨の下、Educational Testing Service (ETS)の TOEFL部門が経費を負担するスポンサーとなって成立したものでした。
出発前に、私の仕事やスケジュールを牛耳っているマネージャー(笑)から、事前に送られてきている Reading Assignment のバインダーを渡されましたが、300ページ以上もの分厚いバインダーを真剣に読む意欲も中々わかず、初日にやりそうなところだけ読んでいって、様子見、と考えていたのが思惑違いで、初日の夜から予習の鬼に!
TOEFL部門からの資金援助に基づき、参加者は南米2名、中東1名と、中東で教えた経験のあるアメリカ人(現在Kansas大学)1名、アジア1名(私)、アメリカ国内での認可経験のある学校代表者、そしてCEAの認可審査委員などなど、プロジェクトメンバーは9名と知らされていましたが、行ってみるとアメリカ国外から参加している人たちは「そこに住んでいるアメリカ人」ではないか! いくらアメリカの高校や大学を卒業し、大学では言語学専攻だとはいえ、学生時代の主な活動がバスケのマネージャーだった私には、日本国内ならいざ知らず、アメリカの英語教育者の代表たちと比べればReading Speedのハンデはいかんともしがたい(汗)。
助かったのは、認可基準の10セクション52項目のうちの私の担当が、Recruiting (生徒募集に関する基準)、Faculty(教授、教員の基準)、Student Activity(生徒活動の基準)だったので、留学エージェント時代の経験も活かし(というよりも、それを期待されて呼ばれたんだと、今にしては思うのですが)、なんとか「平均的な」貢献は出来たかなと思って帰ってきました。
この成果は、我々がやったワークショップの結果が反映され、7月下旬に「集中英語プログラム認可基準 アメリカ国外版」として最終チェックがまわってきて、それを承認するというプロセスを経て、CEA理事会で採択、という手順で形になります。
CEAは、アメリカの Department of Educationから認知されている認可団体で、CEA認可校は留学生受け入れに必要な学生ビザ申請のための許可証の発行を認められる、というオフィシャルな団体ですからその作業、プロセスともに、民間一筋の私には勉強になりました。
今回のワークショップは、バージニア州、ワシントンDC郊外のOld Town として有名な Alexandria という町にあるCEA本部で行われたのですが、その町にはUCLA時代の友人が住んでいて( George Washington 大学で日本語を教えている日系4世です)、彼の家でバーベキューをしたり、私が留学関連の仕事を始めてまもなく出会った、20年来の業界の先輩(元JUSEC、現NAJAS代表のサムエル・シェパードさんという方です)に会ったりと、いろいろと楽しかったのですが、毎日夕方5時までは集中議論、解散後は知人と過ごし、ホテルに帰ってきて11時頃から翌日の予習という4日間で、学生時代を思い出しました。
現在CEAで認可を受けているのはまだ50余りのプログラムで、申請中の学校はどんどん増えている状況です。もともとは、大学付属の集中英語プログラムは大学と一括で認可されていて、民間の集中英語プログラムは「専門学校」としての認可を受けていたのですが、CEAは、「集中英語プログラムの専門家による認可団体が必要」とのかねてからの要望によって10年前に設立された認可団体で、これからだんだんと「他の認可制度からの鞍替え」が進むのではないかと予想しています。認可に必要な経費の問題もあり、他の認可期限が切れる際にCEAに申請する傾向が見えてきています。
今回は、留学指導にキャリアの軸を置いている自分自身が、深く関連のある、しかし毎日深く意識しているとは言いがたい分野も含めて、英語教育のグローバルスタンダードの卵となるようなワークショップに参加して、いろいろ考えさせられたことを、業界や社内に伝えていければと思っています。
招待してくれたCEAとワークショップをスポンサーしてくれたTOEFL部門には感謝感謝です。
でも、もしこれからも「引き続き関って」、と依頼を受けたら、、、教務の責任者にバトンタッチするのがいいかな、と膨大なReading Assignmentと眠たかった毎日を思い出しながら思うのです。
では、皆様 Have a restful weekend!
左は今回のプロジェクトメンバー。右は熱心に議論をする(ように見える)私とメキシコ代表。
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